深夜2時の珈琲タイム

夜中に勢いで作った日記ブログ

ワイモバイルが最後に出した変態端末「Heart 401AB」に機種交換してきた

 どうも、変態端末をこよなく愛す管理人です!
 MEDIAS Wを出したNECは撤退し、F-07Cを出した富士通にかつての勢いはなく、G Flexを出したLGは日本では無難な端末しか出さなくなりましたねえ。
 寂しさを感じていた今日この頃、とんでもないものがぶちこまれましたよ、あのエイビットさんから。

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 ウィルコム時代に、フリスクサイズのストラップフォンや、固定電話型のイエデンワなど、数々のPHSの名作(迷作ではなく!)を出してきたエイビットが満を持してワイモバイルに投入してきたPHS、「Heart 401AB」。待ちきれずに発売日にすぐ手に入れてしまいました。
 
 今回は、ちょっと特殊な購入方法、「機種交換」を使って購入(交換)しましたので、その流れも合わせて説明します。
 この「機種交換」という方法、ウィルコム末期に登場した端末保証サービス、「あんしん保証サービス プラス」というもののオプションとして利用できます。このサービス自体はワイモバイルPHSでも加入できるようです。
 

 どういうものかというと、機種購入(保証サービス加入)から一年経過後、その時に販売されているPHSの好きな機種に、手数料5千円だけ支払って交換することができる、というサービスです。私の場合、2013年の11月に購入したWX11Kでこの保証サービスに加入していたので、機種交換サービスを利用してみることにしました。
 
 利用方法はシンプルで、ワイモバイルショップに対象の回線の利用端末本体を持っていき、「機種交換サービスを利用したい」旨伝えるだけです。手数料は翌月の請求と合わせて引き落とされます。
 
 交換後の機種は0円で手に入ります(前機種の割賦は残りますが)。料金プランや割引サービスは前機種のものがそのまま継続になります。ここが機種変更とは違うところです。
 
 
 さて、本題の、ハートについて、見ていきましょうか。
 

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 箱はウィルコムのころからあまりかわらない段ボールチックなものですね。開けると宙吊りにされたハートが......。
 

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 ラップのようなものに挟まれています。同梱品はうすーいマニュアルだけ。これ以上ないってくらい減らしてますねw
 
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 このハート、変形するんです。第二形態がこちら!
 
 ......まゆのような姿ですね。電話機として操作するときはこちらの姿を使います。まさしく変態する端末だ……。

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 電源ボタンはなんと、変形するところの隙間に!どうしてここなんだ......。
 
 まゆの形態で、左上にあるのがサイドキー。待受画面を表示したり、待受画面にもどったりする、ホームボタンみたいなやつです。
 
 ボタンはこれだけ、どうやって操作するのかというと、下の部分がセンサーになっています。ダブルタップと上下左右のフリックを認識して、上の小さなディスプレイに表示するわけです。短い動画でどうぞ。
 

 
 はい、とても使いづらいです。でもまあ、かわいいからいいや。
 
 電話を受けるときはハートをまゆの形に変形、切るときはハートの形に戻す。それだけ。
 
 連絡先については、スマートフォンのアプリから送ります。SMSで一件ずつ送るので、送信料がかかるよ。
 
 このように、実用性はいまいちですが(というより、バッサリ切り捨ててる)、それを補ってあまりありすぎる可愛さと変態端末感が溢れているこの端末、皆様も一台いかがでしょうか。こういうのこそまさに「デザインされた」携帯電話だと思いますよ!
では。