深夜2時の珈琲タイム

夜中に勢いで作った日記ブログ

本屋でケータイ回線が買える時代。SIMカード付き雑誌を読んでみた。

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 おばんです!なんとなく挨拶変えてみました。なんとなくね。

 みなさんは、SIMカードってご存知ですか?……この辺境のブログに検索してたどり着くくらいの人なら知ってるか……。一応説明しておくと、携帯電話の中に入っている、電話番号が書き込まれたチップです。これを抜くと通信できなくなります。

 さて、今回は、雑誌の紹介です。その名も『デジモノステーション増刊 SIM PARFECT BOOK』。

 最近の話題の「格安スマホ」と呼ばれる、MVNO回線とSIMフリースマートフォンについて詳しく解説しています。
 MVNOとは、ドコモやauの通信網を借り受けて、通信サービスを提供する事業者のことです。通信の卸売業です。

 (ごく一部に向けて鉄道で例えるなら、ドコモやauJR東日本のような第一種鉄道事業者、格安SIMを展開するMVNOがJR貨物のような第二種鉄道事業者です。ちなみに神戸高速鉄道のような第三種鉄道に相当するWCPという通信企業もあったりします。誰得例え終わり)
 
 ここ最近MVNOがちょっとしたブームで、どんどん値下げ競争していて、大手キャリアよりも大幅に安い設定になっています。
 そんなMVNOの料金プランを、一覧表で分かりやすく並べた本誌の表は一見の価値ありです。
 MVNOの中でも大手10社について独自の視点から詳しく書かれているほか、SIMフリー(大手キャリアで扱っていない)端末についても詳しく取り上げれています。
 主観ですが、この雑誌で1ページ丸々割いて解説されてる端末を選べば、まず間違い無いのではないかな、と思います。

(私のオススメは白ロムのF-01FやSC-02Fです。コストパフォーマンスの良さで)

 さて、この雑誌、何が画期的かというと、SIMカードがついてくること。

 このSIMカード、ドコモの通信網を使ったMVNO、IIJの回線がついてきます。プリペイドなので使った分だけ払う方式。しかも最初から無料通信料がついている。
 格安SIM、パッケージを買うのにだいたい初期費用が3000円くらいかかりますから、この本(1500円程度)で通信までついてくるのはお値打ち感がありますね。

 この雑誌、入手困難となっているようで、私は小さな本屋を回って見つけました。一応Amazon貼っておきます。

以下、付属のSIMカードを使えるようにするための手続きをざっくり解説します。

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 まずは本の説明に従って、SIMカードを用意してIIJの開通センターに電話をかけます。自動音声で番号二種類入れるだけで、1分もしないうちに開通手続きが完了します。付属の約款はしっかり読んでおきましょう。

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 おもむろにSIMカードを台紙から抜き取ります。このSIMカードはmicro SIMタイプで、ドコモの白ロムや対応しているSIMフリー端末で利用できます。詳しくは本誌を。

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 そして、スマートフォンに差します。向きを間違えないように!

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 ここまできたら最後の作業。スマートフォンの電源を入れて、設定アプリから「APN」を設定します。
 荷物を送る時の宛名状みたいなもので、ヤマト宛名状を使うことで、ゆうパックではなくヤマトを使うよー、と宣言するわけです。
 雑誌に書いてある通り、「IIJ」のAPNを入力しましょう。

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 設定が完了すると、アンテナピクトが立ち、通信が利用できるようになります。おつかれさまです。(ミクちゃんかわいい)

 以上、途中いくつか脱線しましたが、『SIM PARFECT BOOK』の紹介でした。

 では。